唐沢なをきさんの気持ちはよく分かる

唐沢なをきさんのブログ「マンガノゲンバ」
NHKの取材を拒否された日記を読んだとき、気持ちがよく分かった。
僕自身が絵を描いている事もあり、たいした人物ではないけども、
何故か、僕の絵に関しての
テレビの取材と新聞の取材を受けたことがある。

少しでもいいから世間に知ってもらいたいという
個人的な欲があるので、
そういうアピールをするが、
テレビとしては、そういう流れではないので
実際の放送では、そういった箇所はカットされたりして
少し憤慨したりもした。
一番ショックを受けたのが新聞だった。
語ったコメントではないのに
勝手に改ざんされ、あまつさえコメントの殆ども
改ざんされて、元のコメントの米粒程の描写しか残っていなかった。
載せてもらうたびに、このコメント改ざんは行われた。
これほど、悲しい事はなかった。
しかし、僕の所に訪れる新聞の取材記者は
入社1,2年ほどの人ばかりだったので致し方ないのかもしれない。

上記の事で、唐沢なをきさんの日記が
痛いほど分かった。
新聞はよく「中立」という言葉を口にするが
どれだけの「中立」か立ち返って考えて欲しい。
一番の改革と解体が必要なのは
政治・政党ではなく
メディアだと思っている。
しかし、メディアを解体・再構築する方法が無い事は、
とても悲しい事だと思う。