先週観たビデオ総覧

kanji_o2004-03-02


地獄甲子園
ジャンプ出身のナンセンス漫画の奇才漫☆太郎原作の映画。
この映画も、漫画に劣らずまったくナンセンスで面白いのか面白くないのかわかんなくて良い感じでした。
最後まで野球しなかったよ、おいおい。ってこれが野球だったのか?
野球の最中に殺しても合法って所が、すげえなぁと一言。

■茄子-アンダルシアの夏-
黒田硫黄原作のアニメ映画。
47分のショートにも関わらず、すんごい堪能できました。
アニメにも関わらず、息遣いや動きの一つ一つがリアルで、ここまで表現できるの?と思ったり
一人一人の動きもちゃんと描かれていて、本当の試合を見ているようでした。
あーロードレース(自転車のね)って見てて、やっぱ興奮します。
続きやらないかなぁ、面白かった。
ペペの好きな人に対するイジケ具合がたまらない。

■チャーリーズ エンジェル
うん、久々に観たバカ映画。
バカっぷりが始めから飛びまくっていて良い感じでした。
途中のシリアスは、いれなくてもいいんじゃないと思ったけど。
ドリューが一番3人の中で浮いている感じしたけど、どう?

フルメタル・ジャケット
コッポラ監督の戦争映画。ハートマン軍曹語録とかハートマンファンが多いネット上を見ているとなんだか見たくなってきて借りてきました。
ハートマン軍曹の見習兵士に浴びせる言葉はスラングだらけ。
「パパの精液がシーツのシミになり、ママの割れ目に残ったカスがおまえだ」とか「やい黒いの、ここには黒い定食なんてないからな」とか「お前達はマシーンじゃない、殺戮者になるんだ」なんて感じで聞いてて面白かった。過激ラップっぽい。ラップに聞きなれているから、そんな凄いなぁとは思わなかったけど。自分がマヒしてんのかな?

ベトナムの場面での廃墟とかの場面が、とても生々しくて良い。コンクリートの瓦礫が散乱おり、そして壊れた壁から鉄筋が覗き、それでいて虚無的な雰囲気がとても良く出来ていた。よくあんなセット作ったよな。

話しはと言うと
主人公が人間に固執しながら最後に兵士になるまで。
人間を捨て去る時の主人公の葛藤が切ないのと最後の場面で兵士達が黙々とミッキーマウスの歌を歌う所が、すごく目を惹いた。

■エイリアン1
2から後は見たことがあるのだけども、1だけは見たことがなかったので。
リプリーって始めから逞しかったんだと気づいてしまった。1は大人しい女性かと思っていたけど。
2以降と比べたらエイリアンがあんまり活躍してない、乗員同志の対立をもう少し煽って欲しかったって所が不満点。
しかし、最後の場面でエイリアンが救命ボートに乗り込んだのを見た時、部屋の中にゴキブリが出て来て、恐怖でジッと対峙している時を思い出してしまったけど、なんだかそれは場違いだ。
今だったら、もう少し違ったSFサスペンスが出来そう。
うん、面白かったですよ。

■ホテル ハイビスカス
沖縄を舞台にした映画。
絶対に沖縄の人にしか分からない替え歌や笑い満載で、なんだか久々に笑った。はまったし。DVD買お。
沖縄出身の人以外は絶対に分からないだろうなぁ、これ。
美恵子(小学生)がキャバ嬢の格好して「今から稼ぎにいってこようねー」と言って出掛けて行こうとした時が、自分の中で笑い最高到達点。